いよいよ、総裁選

（予想どおり「生温かいピザ」が、「オタク閣下」に圧勝？）


「日本の新しいリーダーは、ハト派の”生温かいピザ”に！」

あすの自民党総裁選の結果を受けて、世界の、特に、アメリカのメディアは、

こんな風な見出しをつけるのだろうか？

派閥の論理というか、力の論理によって、「福田勝利」が、とっくに、決まっている

今回の総裁選。公職選挙法もなにも関係ない、あくまでも自民党内の

「内輪の選挙」である総裁選は、ある意味、やりっぱしの権力闘争ということで

分かりやすくて気持ちがいい！

あしたは、せいぜい、血筋はいいのに口の悪い「オタク閣下」が、どれ位、

「いい負け方」をするのか、しないのか？それくらいが、注目点だろうか？


（いっそ、欧米流にならないものか？）

それにしても、権力闘争の限りを尽くして、日本の頂点に立つ戦いだというのに

今度の総裁選は、今ひとつ、面白くなかった。せいぜい麻生さんの「マンガ仲間」が、

秋葉原で応援歌を唄っているのを見て、「なんじゃ、ありゃ？」と、呆れたくらいか？

別に、福田さんがいいとは思わないが、麻生さんみたいな人が、自分の国のリーダーに

なったりすると、特に、海外にいる日本人は、きっと、周りの外国人の友達に笑われたり、

からかわれたりと、恥ずかしい思いをするので、やっぱり、福田さんの方がマシな

気がする。

別に、「面白いオヤジ」を選ぶ訳じゃなし、自分の国のリーダーには、世界標準の常識があり、

外国のトップと堂々と日本の国益のために渡り合える「心身共にタフなヤツ」がいい！

間違っても「胃腸が弱い人」は、一国のトップになろうなんて思わないで欲しい。

（別に、ある種の体質に対する差別的意味合いではないので誤解なきよう！）

表も裏も、酸いも甘いも知り尽くした真の政治家が、国を背負うべきだろう。

日本も欧米流の「下から戦って勝ち抜いたヤツが、リーダーになる」ような

政治システムにならないものだろうか？


（ニュース読む係ってだけで、「キャスター」なの？？？）

同じ意味で、日本のニュース番組を担当している「キャスター」なる肩書きを持った

人達も、もうちょっと、勉強して、せめて、系列を代表する論客なり、意見を言うに

ふさわしい「格」の人にすべきではないだろうか？

一体、いつから、この国では、「ニュースを読む係の人」を、例え、それが新人の

アナウンサーだろうが、なんだろうが、「キャスター」なんて呼ぶようになったのだろうか？

やっぱり、バブルの頃かなぁ？

正直、自分の名刺に「キャスター」なんて書いてる人、恥ずかしくないんだろうか？

まして、外国人に「キャスター」とか「アンカー」とか書いた英語の名刺を渡して、

取材は、英語でできなかったりすると、特に、欧米人は、びっくりすると思うんだけど（笑）


とにかく、国を代表する「総理」は、もとより、ＴＶ局の顔である「キャスター」にも

それなりの人になって欲しい。もし、適当な人がいなければ、普通に、肩書きは、

「記者」とか「アナウンサー」にしておけばいいんだ！

そうすれば、日本中のＴＶ局からほとんどの「キャスター」がいなくなって、全国に

数人だけの本来の意味を持ち、みんなが尊敬して目標にする「キャスター」が

残るはずなんだけど。

ちなみに、私が地方局のキャスターをやってた時には、おこがましいので、

ずっと、名刺は、記者のままにしておきました。それはそれで、社内で賛否はありましたが。