自分のイメージ作りは「微笑み」から

（笑顔に怒る人は、基本的にいない）

駆け出しの女子アナやリポーターにとって、大事なことは、まず、

世間に「明るくて、感じのいい人」という、好印象を持ってもらう

ことです。これが出役の難しいところで、「仕事」と「プライベート」

の境がほとんどないことです。ですから、休みの日に買い物に行く時も

普段、スーパーで買い物にする時も、基本的にジッと顔を見てくる

ような人がいたら、必ず、口元を横に引いて、「笑顔」もしくは、

「微笑んだ」ような表情を心がけて下さい。地方は、東京なんかと

違って、狭い街ですから、行き交う人達の「クチコミ」で、

あなたのイメージが作られてしまうんです。

「迷ったら、笑顔！」これを忘れないで下さい。

以前、東南アジアの「微笑みの国」で仕事をしていた時、

彼らが「喜怒哀楽」すべての感情をあの微笑の下に隠している

ことに気づきました。アジアで植民地にならなかったのは、

日本とあの国だけです。彼らは、あの「微笑み」で厳しい政治状況も

なにもかも乗り越えてきた非常にタフな人達なんです。

当時、私のある現地スタッフがいいました。「微笑まれて、

怒ったり、気分を害する人は、どこの国の人でもほとんど

いませんから」と。なかなか、奥深い言葉だと思いました。

みなさんも、迷ったら、「笑顔」です。まずは、１週間、

そして、１ヶ月、３ヶ月、半年と、続けていけたら、

世間は、勝手にあなたのことを「いつもニコニコしている人」と

呼んでいることでしょう。

騙されたと思って、まずは、３日間、頑張ってみて下さい。

 

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